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市街地の工事をスムーズに安全に、そして静かに。

SK圧入工法

ご存知のように、交通量、住民の意向など狭い道路上での作業は、重機の据え付け、配置、材料の搬入など大変な作業です。 特に杭打ち工事は多種の重機を使用するため、危険性・騒音や走行車両・歩行者の安全確保に最善の注意が必要になります。

近年、「環境に優しく」の基準に伴い無騒音・無振動の工法となり、それに対応するために多種多様の重機を大量に持ち込むことになっているのが現状です。 このような施工条件を解決したいと考えたのが基本理念です。

そうして試行錯誤を重ね、それらを解決したのが、当社で開発したSK圧入工法です。 施工性に優れながらもコンパクトな機体は場所を取らず、様々な現場で活躍し工期の短縮を実現しています。

SK圧入工法の3つの特徴

高機能

SK圧入工法は、油圧力で杭の圧入、引抜きが可能です。 対応車は、油圧ショベルを機体にして機動性がとても良いです。

■ 油圧ショベル本体の油圧を使用し、多滑車(30t)シリンダー(60t)の油圧力で杭の圧入引き抜きを行います。
 〇多滑車は、圧入時の反力、引き抜き時の引っ張り力に対応。
 〇シリンダーは、圧入時の圧縮力、引き抜き時の反力に対応。
■ 油圧式なので周辺地盤を乱さず将来地盤沈下等の心配がありません。低騒音でクレームもなく環境に優しいです。
■ 油圧ショベルは他の建設機械(レッカー・クレーン・サイレントパイラー)等と比べ機動力が優れています。

SK圧入工法の対応車は、油圧ショベルを機体にしていますので、長い杭を打つときは敵いませんが、6.0m(GLより5.0m)の短い杭を打つときは、油圧ショベルの機動力を生かして最大の施工性能を発揮します。



油圧ショベル 後方超小旋回で環境を重視した構造.
市街地の狭隘道路(履帯幅2490㎜)の施工に対応出来る最良の機種も採用しています。
■ 油圧ショベルは他の建設機械(レッカー・クレーン・サイレントパイラー)等と比べ機動力が優れています。

早い

SK圧入工法対応車は、現場搬入後直ぐに作業にかかれます。

●油圧ショベル本体の力で80%の圧入が可能です、SK圧入工法の作業は20%程度の作業で済みますので、作業は早いです。
●SK圧入機と相番となる油圧ショベルの組み合わせにより、(杭のつり込み、建込みをユンボで施工し、SK圧入工法で圧入を行なう)、施工工程が2倍にアップします

このように搬入後、すぐに工事に取り掛かります(5倍速)

SK圧入工法対応車と油圧ショベルの作業

安い

手配も準備もコンパクトなので、コストを抑えることができます

オーガーによる削孔・建て込み工法は、空洞をセメントミルクによる空洞処理が必要になります。 自走できないサイレントパイラーによる圧入工法では、移動の為のレッカー車などの手配が必要となります。 その点、SK圧入工法の対応車は、圧入で作業ができるので空洞処理も必要なく、補助機械の手配も必要ありませんのでコストが安くなります。 また、一台の機械で油圧力により圧入及び引き抜き作業をしますので、他の工法のように補助機械・機具等使用しない為、その分安く作業が出来ます。発電機、プラント不要、クレーン不要、レッカー不要です。 大幅に工期を短縮することで、施工単価を低く設定できます。

写真
すぐに工事に取り掛かります

自走して現場へ向かいます